NTTの2024年問題についてわかる範囲で解説します
NTT東・西日本から2024年1月をもってISDNのディジタル通信モードが使えなくなります、内容のというハガキが届いた方がいらっしゃるかと思います。
併せて2024年1月からISDNが使えなくなります。御社でお使いのビジネスホンが使えなくなります、たらなんたらという営業電話がかかってきているケースもちらほら耳にします。
あろうことか、某大手通信営業会社と提携して、本物のN〇Tが営業しているなんて話も耳にします。何を隠そう弊社にも度々かかってきてますw
わき道に逸れました…
さてこの2024年問題ですが、僕の理解で内容を解説しておきます。
電話回線網をアナログからIP網に変更する。
これはあってます。
絶妙なのはここから・・・
変更しますが、通常の通話は全く変わらず使えます。
変更点は、バックボーンがIP網に変わる事により、距離別だった通話料金が8.5円/3分に統一される。これが一番影響があるのかなと思います。
実際使用できなくなるサービスもあるんです。
具体的にはビル電話、着信専用電話とかですが、特別何かを導入しなくとも代替が用意されています。しかもデータ上すごく少数の契約しか無いので、ほぼほぼ関係ないのではないでしょうか…
そして本丸。
INS64Dチャンネルパケットサービス
こいつはほんとに使えなくなります。
これは何に影響するかというと、銀行とのやり取りで、ネットバンクが当たり前になる以前やっていた専用端末を用いたいわゆるファームバンク。あとは介護施設で良く見かけた国保連の連携システムや、昔ながらの警備端末。
TA(ターミナルアダプタ)の後ろにDsubケーブルを差してやり取りをするアレですが、それらは本当に使えなくなります。
とはいえ大体はインターネット方式に移行されているので、僕もほぼ見かけません。もし不安な点がある方は、連絡頂ければ設備を確認して差し上げます。
といった訳で、NTT2024年問題によってビジネスホンを交換する必要はない、というお話でした。
あ、
タイミングよく古くなっている物の交換は喜んで弊社にて引き受けさせて頂きます!