電気の話ですが・・・
5年くらい前からかな、東電さんがスマートメーター(従来のようなスイッチのついてないもの)に交換を促進してますよね。
これ自体は東電のメンテナンスがリモートでできたり、停電復旧が自動で行われたりと、これからの時代にマッチしたシステムなんでしょう。
ただ・・・
これは実際に弊社で起きたトラブルなんですが
弊社で電気容量を見直して、少しアンペアを下げたんですが、数日後なんかパチって電気が消えてしばらくしたら点いて、で、またしばらくして消えて、すぐ点いてを繰り返して・・・ってなったんですよね。
漏電してんのかな…とか色々考えたんですが、どうやらこのせいだったんですよね・・・
つまり容量を欲張って下げ過ぎて、使いすぎちゃったため容量オーバーになってブレーカーが落ちていたわけなんです。
従来なら過充電でブレーカーが遮断(トリップ)されて、それを手動で上げるので、2-3も回繰り返せばおかしいことに気付いて何らかの策を講じるわけですが・・・
いかんせんスマートメーターだから勝手に復旧するし、復旧してもまたすぐ落ちてをいつまでも繰り返すんですよ・・・
焦って原因を探すんですけど、ブレーカーのスイッチが無くなってるから遮断すらできず、原因追及する間も繰り返ついたり消えたりするしで、原因究明に時間が相当かかってしまった訳です。
まぁその事象自体はブレーカー自体を従来の物に戻してもらって今後の対策としましたが・・・
その際何が起きたかというと、うちの心臓であるNAS(データ金庫)が突然の立ち上げ、シャットダウンの繰り返しに耐え切れずお亡くなりになったんです・・・
幸い弊社はデータ復旧(サルベージ)も得意なので、何とか復旧させて事なきを得ましたが・・・
それまでつけていなかったUPS(無停電電源装置)を速攻で設置しました…
電気代が高くなってきてますから、削減対策として電気のアンペア数の見直しをされる事を検討される会社さんも増えるでしょう。
すでにスマートメーターになっている場合はくれぐれもご注意を。アンペアを下げる工事の際に同時施工されるケースもありますので、こちらもご注意ください。
やっぱりNAS+UPSはセットで必須だよなぁ・・・と思います。
ちなみに適正な容量であるならば何の問題も起きません。
ディスっているわけでも、交換するなと言っているわけでもありません…(笑)